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5歳児 ひまわり組の一週間
2026-07-15
七夕飾りを外す時間。自分たちが作った飾りを見つめながら友達と願い事を話している中で、あるお子さんから出た一言。
「せっかく書いたのにどうして燃やしちゃうの?」
この言葉から、七夕という行事への関心が深まっていることを感じました。願い事を書く、飾り付ける、そして燃やす — その流れの中に、大人が当たり前と思っていた「行事の営み」を、お子さんたち自身が問い直す姿があったのです。
笹が燃えていく中で、一人ひとりが自分の願い事をつぶやきながら、静かに見守っていました。そこに見えたのは、5歳児なりの行事への思いと向き合う姿勢です。
その後は子どもたちが自分たちで作った梅ジュースをいただきました。「みんなで乾杯しようよ」という声が自然に上がり、ひまわり組みんなで同じ瞬間を喜び合いました。
朝、きゅうりの収穫をしました。13本のきゅうりが一気に大きく育ち、お子さんたちは「ここにもある!」と夢中になって探していました。
いつものように給食室で切ってもらう予定でしたが、お子さんたちから「自分で切りたい」という声が上がりました。
包丁を握りながら、「きゅうりのにおいがする」「つるつるしてる」「こっちはちくちくする」と、手指で直接感じながら五感で観察を楽しむお子さんたち。
自分で収穫し、自分で切ったきゅうりは、お店のものとは違う特別なおいしさだったようです。
食べながら「こっちは種が大きい」「私のは小さい」「なんでだろう?」と、種の違いに気づく姿も。お子さんたちの「なんで?」という問いが、次の興味へつながっていきました。
ひまわり組になって初めての神輿担ぎ。最初は足並みが揃わず、神輿が揺れていました。
ところが半周ほど進むと、子どもたち自身で調整し始め、「わっしょい」の掛け声に合わせてしっかりと上げることができるようになってきました。
活動後、「肩が痛かった」「手が疲れた」という言葉が聞かれました。
この「痛さ」や「疲れ」は、自分の身体で神輿を支え、みんなと一緒に運んだことへの確かな手触りであり、やり遂げた満足感の表れだと思います。
お子さんたちが「倒れないためにはどうしたらいいか」を身体で感じながら、友達同士で「ゆっくり」「揃えて」と声をかけ合う姿には、5歳児ならではの協調性の深まりが見えました。
お子さんたちの「なぜ?」から始まった一週間。梅ジュース作りでの「待つ」経験、きゅうり収穫での「自分でやってみたい」という主体性、そして神輿担ぎでの「みんなと一緒」という実感。
これらすべてが、お子さんたちの心と身体に、確かな学びとして刻まれています。保育園では、お子さんたちが「当たり前」だと思っていることを問い直し、自分たちで試し、友達と共有する時間を大切にしています。その積み重ねの中に、子どもたちの成長があるのだと思います。

