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心あたたまるお別れ集会
今年度、最後の一日。
園には、いつもと同じようでいて、どこか特別な空気が流れていました。
お別れ集会。
主役は、今日で保育園生活を終える5歳児の子どもたちです。
小さな手でマイクを握りしめ、一人ひとりが前に立ちます。
「算数を頑張りたい」
「勉強をたくさんする」
「給食をいっぱい食べる」
言葉はまだ少しぎこちなく、それでも確かに未来へ向かっていました。
胸いっぱいに広がる期待と、少しの不安。
その両方を抱えながら、それでも前を向く子どもたちの表情は、驚くほどすがすがしく、まぶしいものでした。
明日から、それぞれが新しい世界へと歩き出します。
けれど、今日の「お別れ」は、子どもたちだけのものではありません。
これまで、たくさんの時間をともに過ごしてきた先生との別れ。
たくさん遊び、たくさん抱きしめられ、
ときには一緒に笑い、ときには一緒に泣き、
そのすべての時間が、子どもたちの心を育ててきました。
そして、園長先生の退職。と先生方の異動のお別れ。
いつも太陽のような笑顔で、園をあたたかく照らしてくれた存在。
その大きなぬくもりに包まれていた日々が、今日、ひとつの節目を迎えます。
別れの瞬間、涙をこらえきれない子どもたちの姿がありました。
「ずっと一緒にいられると思っていた」
そんな気持ちが、そのまま涙になってあふれていました。
それほどまでに、大好きだったということ。
それほどまでに、安心できる場所だったということ。
言葉にしなくても、ちゃんと伝わってきます。
最後に、みんなで歌った保育園の歌。
元気な声の中に、これまでの思い出が折り重なり、
一つひとつの時間が、静かに心に刻まれていくようでした。
春は、出会いの季節。
そして、別れの季節でもあります。
終わりは、さみしいもの。
けれどそれは、新しいはじまりの証でもあります。
ここで過ごした日々、笑ったこと、泣いたこと、
すべての思い出が、これから先を歩く力になっていきます。
子どもたちへ。
これから出会うたくさんの「はじめて」を、どうか楽しんでください。
その一歩一歩を、心から応援しています。
そして異動される先生方へ。
たくさんの愛情を、本当にありがとうございました。
そのぬくもりは、子どもたちの中でこれからも生き続けていきます。
園長先生の、お日様のような笑顔。
その光は、これからもみんなの心の中で、ずっと輝き続けることでしょう。
さあ、明日から新年度。
それぞれの場所で、それぞれの一歩が始まります。

